こんにちは!英語勉強中のロラです!
eitherとneither 、これらの整理ってちゃんとできていますか?
この「either」「neither」(「both」)は中学校で使い方を習う本的な英文法で、TOEIC でも必須表現でもあるので、接続詞としての either / neither を思い浮かべる人も多いかと思います。
- either A or B
- neither A nor B
しかし、今思えば意外とこれらの使い方を掴めていないし、接続詞以外の使い方も沢山あるということをちゃんと整理できていませんでした。
なので、英語初中級で超つまずきやすい単語だけど、意味・使い方・文の構造を押さえつつ簡単にまとめていきます!
either と neither の基本の意味と違い
「either」は2つの選択肢の中からどちらか一方を選ぶ際に使われ、「どちらか」または「どちらでも」という意味で使われます。
一方、「neither」は2つの選択肢のどちらも否定する際に使われ、「どちらも〜ない」という意味になります。これは「not either」と同義になります。
通常、eitherとneitherは単数として扱われ、それぞれざっくりと以下のような品詞でも使われます。
品詞 | either | neither |
形容詞 | either answer (どちらの答えでも) | neither answer (どちらの答えも~ない) |
代名詞 | I don't like either. (どっちも好きじゃない) | Neither is correct. (どちらも正しくない) |
接続詞 | Either A or B is fine. (AかBどちらでもいい) | Neither A nor B is good. (AもBもダメ) |
副詞 | I don’t like it either. (私もそれ好きじゃない) | 使われない |
使い方まとめ & 例文
ここでは、「either」と「neither」を使った例文を紹介します。
either
【肯定文】either(どちらか)
2つの選択肢のうち「どちらか一方」を意味します。(肯定的または中立的)
- You can choose either coffee or tea.
(コーヒーか紅茶、どちらか選べます) - I can sit on either side.
(どちら側に座ってもいいよ) - You can take either route; both lead to the same place.
(どちらのルートを選んでも同じ場所にたどり着きます。)
【否定文】either(どちらも〜ない)
2つの選択肢のうち「どちらでもない」という意味になります。(否定形)
- I don’t like either of them.
(どっちも好きじゃない) - I don’t know either answer.
(どっちの答えも知らない) - She doesn’t like sushi, and I don’t either.
(彼女は寿司が嫌いで、私もだよ)
neither
neitherも「どちらも〜ない」という意味になり、完全に否定することが出来ます。
- Neither of the options is good.
(どちらの選択肢もよくない) - Neither answer is correct.
(どっちの答えも間違ってる(=正しくない)) - Neither of us could help her.
(私たち2人とも彼女を助けられなかった)
neither = not either
先に少し触れましたが、neither は not either と同じ意味を持ちます。
前セクションで紹介した例文を「neither」を使って言い換えてみましょう!
ただし、ニュアンスや文法がちょっと変わるので、以下にそれぞれの例とその解説を紹介します。
① I don’t like either of them.
➡ I like neither of them.(どっちも好きじゃない)
✅ “neither of them” は「2つのうちどちらも〜ない」という意味。
語順が変わって肯定文っぽく見えるけど、否定の意味を含む。
② I don’t know either answer.
➡ I know neither answer.(どっちの答えも知らない)
✅ これも同じで、「neither answer」は「2つのうちどちらの答えも〜ない」の意味。
※「neither of the answers」でもOK!
言い換え例:
- I don’t know either answer.
- I know neither answer.
- I don’t know the answer to either question.
- I know the answer to neither question.
③ She doesn’t like sushi, and I don’t either.
➡ She doesn’t like sushi, and neither do I.(彼女は寿司が嫌いで、私もだよ)
✅ 「neither do I」=「私も〜ないよ」という意味の便利な表現!
このタイプは会話でもよく出てくるので覚えておくと良いかもしれません!
ポイント:
- 「not either A / B」→「neither A / B」:
→ 否定文を肯定文の形にして、否定の意味を持たせることが出来る - 「neither do I / neither am I / neither can I」
→ 動詞によって「do / am / can」が変わるのもポイント!
接続詞としての either / neither
接続詞的に使われるときは以下のような構文になります。
- either A or B(AかBのどちらか)
- neither A nor B(AもBも~ない)
「並列(=or/norの役目)」になる。
この構文を使って、以下にシンプルな文を表現しています。
- Either A or B is okay.
(AかBどちらかがOK) - Either he or she is speaking.
(彼か彼女のどちらかが話します。) - Neither A nor B is good.
(AもBもダメ(良くない)) - You can get neither the apple nor the orange.
(りんごもオレンジもどちらも手に入らない。)
文が長くなるときの注意:
先ほどのようなシンプルな名詞だと、either~or・・・、neither~nor・・・の構造に気づきやすいですが、名詞や主語が長いと、or / nor の位置に注意が必要になります。
例文:
- Either my manager who works in Tokyo or my teammate from the US is going to join.
(東京で働くマネージャーか、アメリカからのチームメイトのどちらかが参加する)
- Neither the explanation you gave me yesterday nor the one in the manual helps.
(昨日あなたがくれた説明も、マニュアルに書いてある説明も、どちらも役に立たない)
→ 主語が長いけど、or / nor の後も同じ構造で合わせる
→ 主語は単数扱いなので、動詞は単数扱い
まとめ

今回は either / neither について簡単にまとめました。
結構色々な場面でも使われるので、それぞれ使い分けがわかると英語レベルが上がりそう…。また、他にもここでは紹介できていない使い方もあるのでまた整理したいと思います~
ではまた!
See you later, alligator!