“for” と “to” はどっちも 「〜のため」 みたいな意味で使えるのは知っているけど、
どういう違いがあるかすぐ忘れちゃうんですよね( ̄▽ ̄;)
今日はこれらの使い方の違いをまとめてみました!
それに、ほかにも「〜のため」 のような表現もまとめてみたので、そちらも合わせて説明します!
✅ “for” と “to” の違い(「〜のため」)
for について
for には、「〜のためのもの・目的・誰かの利益」という意味があって、
誰かのため・何かの目的を指すときに使います。
なので、for の後ろに続くものは、名詞(人・物・目的など)になります!
例文は、
- “This gift is for you.”(このプレゼントはあなたのため)
- “I study for my future.”(未来のために勉強する)
このように、for は名詞の前につくのです!
to について
to には、「〜するために(動作の目的・理由)」という意味があって、
何かをするために、といった動作の方向・結果を指すときに使えます。
ここでは、to の後ろに続くものは、動詞(to + 動詞の原形)になります!
例文は、
- “I study English to work abroad.”(海外で働くために英語を勉強する)
- “He left early to catch the train.”(電車に乗るために早く出た)
このように、to + 動詞の原形で「~するため」と表現できるのです!
✅ ほかの「〜のため」表現
じゃあ、for と to の他にどんな表現があるか、もう少し見てみましょう!
for the purpose of + 名詞/動名詞
これはちょっとフォーマルな表現で、「〜する目的で」というニュアンスがあります。
例文は、
- I attended the seminar for the purpose of learning new skills.
(新しいスキルを学ぶためにセミナーに参加した)
- This policy was created for the purpose of improving productivity.
(この方針は生産性を向上させるために作られた)
このように、フォーマルな場面で使う時と相性がいい表現かと思います。
in order to + 動詞の原形(〜するために)
これは、“to + 動詞” よりちょっとフォーマルで、目的を強調するときに使う!
例文は、
- She left early in order to catch the bus.
(バスに乗るために早く出た)
- In order to succeed, you need to work hard.
(成功するためには、一生懸命働く必要がある)
このように、to と同じようなニュアンスで、より少しフォーマルな表現にすることが出来ます。
for the sake of + 名詞(〜のために)
これは、“for” より感情がこもった表現になります。
そもそも “sake” は、何かの目的や理由を示すための言葉で、
「~のために」「~の目的で」「~の理由で」といったニュアンスがあります。
特に「誰か・何かのために頑張る」みたいな時に使うことが出来ます
例文は、
- He quit smoking for the sake of his health.
(彼は健康のためにタバコをやめた)
- We need to make a decision for the sake of our future.
(私たちの未来のために決断する必要がある)
このように、“for” より感情をこめながら目的や理由を表せるのです。
これらを知っていれば日常会話や文章で、目的や理由を説明するときに便利ですね💪✨
まとめ
“for” と “to” はどっちも 「〜のため」 みたいな意味で使うけど、使い方に違いがありましたね。
for | to | |
意味 | 「目的・利益・理由」→ 誰かのため、何かの目的で | 「動作の方向・結果」→ 何かをするために |
後に続くもの | 名詞(人・物・目的など) | 動詞(to + 動詞の原形) |
例文 | This gift is for you. | He left early to catch the train. |
とても初歩的だけど、よく間違えてしまうので覚えておきましょう!
ほかにも、 “for the purpose of” みたいな表現もあるので、
一つずつ使えるようになれば、表現の幅が広がりそうですね!
では、また色々と紹介するので、是非次回の記事もお楽しみに~!
See you later, alligator!🐊✨